山岸凉子漫画感想ブログ

山岸凉子先生の漫画作品の感想を書いていきます。普通にネタバレしてますのでご注意ください。

1990年代後半

みんながその子を鬼にした。「鬼」1995年

あらすじ 天保8年。奥州枯野村はひどい飢饉に襲われ、親に不要と判断された子供たちは口減らしのために穴の中に捨てられた。 時は流れ、M美大の民俗学サークル「不思議圏」は寺に合宿に行くことになった。その土地の飢饉について調べていた彼らだが、寺では…

押入れを開けるのが怖くなる。「押し入れ」1997年

山岸先生が美内すずえ先生から聞いた「他人のフンドシ」恐怖話。けっこう勇気を出さないと読み返せないホラーです。 押し入れとか箪笥(観音開きのやつ)ってむやみに怖いですよね! 人が入れる大きさがあるからかな。 この話は美内先生のアシスタントさんが…

娘に捨てられたら生きていけない。「メディア」1997年

あらすじ 有村ひとみはバイトに就職活動に忙しい短大2年生。夫に不倫されている母親はひとみを溺愛し、ひたすら尽くそうとする。このままではいけないと思ったひとみは母から自立しようと留学を決意するが…。 母がしんどい。 夫に捨てられた代わりに、娘のひ…

究極の尽くすタイプ。「イシス」1997年

あらすじ 王の座に着いたオシリスは、妹のイシスと結婚させられる。しかしイシスは不気味な白髪と不思議な力を持っていたため、オシリスは彼女を厭う。一方、オシリスの双子の弟であるセトはオシリス暗殺を企んでいた。 イシスはこいつのどこが好きなのか。…

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