山岸凉子漫画感想ブログ

山岸凉子先生の漫画作品の感想を書いていきます。普通にネタバレしてますのでご注意ください。

歴史もの

埴輪馬の恩返し。「副馬」1983年

あらすじ 貧しい尺麻呂(さかまろ)は、森で埴輪の馬を拾う。 埴輪の馬の折れた足を直してやったところ、ある夜、人とは思えない者が馬を取りにやって来る。 気づくと家の前には財宝が置かれており、喜ぶ尺麻呂だったが、妬んだ者に盗掘の濡れ衣をかけられて…

王朝の年の差兄弟愛に萌え。「水煙」1986年

あらすじ 男大迹大王(おほどのおおきみ)と婢の子である13歳の阿豆王(あつのきみ)は、後見人のクロヒトが死に、父の唯一の手がかりである耳飾りを手に都へ向かうが…。 「都の人はみんな冷たいんだよ。一人を除いてはね」 処世術に長けた少年が「王子様」…

笛を吹く時、何かが起こる。「笛吹き童子」1986年

笛にまつわる短編二本立て。 第1話「石笛」 山梨のとある旧家。亡くなった祖父の葬式にやって来た親戚は、宝の山(遺品)を漁りに来たハイエナばかり。 残された祖母は曾孫である美沙ちゃんに倉の鍵を渡し、「石笛(いわぶえ)」という古い笛を渡します。お…

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